武士が好んだ京の味を再現 ― 旅の道中食「鈍刀煮」。その名が錆びた刀に似ることに由来する伝統の佃煮を、名店で修業した料理人が150年の時を経て受け継ぎ再現した。大ぶりの真イワシを醤油と酢と酒で丸一日焚き上げ、乾燥させて約3日がかりで仕上げる逸品はご飯の友、酒の肴によし。何より茶漬けに絶好と喜ばれている。