参勤交代の大名も立ち寄った老舗 - 伏見稲荷の大鳥居横に佇む姿は、江戸初期の創業当時から変わらず。豊臣秀吉の家老を務めた初代に次いで二代目より茶店として開業。その後、大名の参勤交代の宿となり、京料理旅館として十五代続いてきた。当時の三段手桶を再現した「大名弁当」は点心、お造りなど、盛りだくさんの名物。